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メールは不正アクセスしやすい流入経路?セキュリティ対策だけでは意味がない理由とは
2021.01.13
インターネットが発展している現代社会では、便利さだけでなく、不正アクセスが増加しています。
メールを感染経路とするマルウェアによる情報漏洩などの被害は、昔から知られていて、現在もメールを使った手口は横行しています。
今回は多数ある感染経路から「メール」に絞り、メールから感染してしまう原因や不正アクセスを防ぐ方法について紹介しているので、セキュリティ面を強化したい企業はお役立てください。
メールから不正アクセスされてしまう原因とは?
メールから不正アクセスされてしまう主な原因は、マルウェアが仕込まれた悪意あるメールの添付ファイルを開封してしまうことにあります。
「マルウェア」とは、「malicious software(悪意があるソフトウェア)」の略語です。不具合を起こす意図で作られているソフトやプログラムを指します。
マルウェアに感染するとデータの破壊や個人情報・機密情報の漏洩、アカウントの乗っ取りなどが起きます。症状が出る前に気を付けなければ、被害は大きくなる一方です。
マルウェアが仕込まれたメールは、いかにも業務に関連した題名や内容で送られてきます。
こうした手口を「標準型メール攻撃」と呼び、今も頻繁に使われるマルウェア感染の代表的な手口です。
こうしたマルウェアからの攻撃や被害を防ぐ手段に、セキュリティ対策ソフトを導入する必要あります。また、ファイアーウォールという機能も、情報セキュリティ対策に効果のあるものの1つです。
「自分はしっかりとこれらで対策できている!」と安心された方もいるかもしれません。しかし、残念ながら対策ソフトやファイアーウォールでも感知できない新たなマルウェアが、続々と生まれているのです。
つまり、従来のセキュリティで感知できないマルウェアは、セキュリティの穴を見つけ侵入してきます。
では、私たちにマルウェアから情報を守る術はないのでしょうか。
決してそんなことはなく、意識することでメールからのマルウェア感染は防ぐことができます。
次は、具体的な対策についてお伝えします。
不正アクセスを防ぐ方法とは?
メールからのマルウェア感染による不正アクセスを防ぐ主な手段は3つです。
①複数のサービスで同じIDやパスワードを使わない
②ウイルス対策ソフトを活用する
③フィッシングサイトに注意する
これらを意識して行うことで、メールからの不正アクセスを大きく下げることができます。
例えば①ではメールを利用する際に使用するIDやパスワードを、他のサービスでも同じものを利用していると、セキュリティが脆く不正アクセスの原因となります。
そして➁のように、ウイルス対策ソフトを活用すれば、ウイルスの感染の有無をすぐに確認でき、万が一の際も迅速に発見、対処ができるでしょう。
最後に③ですが、フィッシングサイトと呼ばれる偽サイトへの注意も必要です。
IDやパスワードなどの情報を入力させるフォームを作り、不正アクセスに必要な情報を盗取するのです。
フィッシングサイトは見た目やアドレスで見分けることが非常に困難です。
そのため、メールにサイトのリンクがある場合は、第一に安易にクリックしないことです。
またアドレスや、メールの件名を検索すると、フィッシングサイトの場合はすでに情報が共有されている場合もあります。
そのため、怪しいなとも感じたらクリックしない、または一度検索することをおすすめします。
セキュリティ対策の見直しを検討している企業へ
誰でも手軽に行えるセキュリティ対策は、「複数のサービスで同じIDやパスワードを使わない」「ウイルス対策ソフトを活用する」この2点です。
重要なファイルやデータなどをインターネット上に保管している企業は、より高度なセキュリティ対策ツールの導入をご検討することで、万が一のリスクを抑えることができます。
情報セキュリティ対策も十分に考慮されたサービスを導入することで、管理もスムーズにできるので、業務効率化に繋がります。
クラウド型ネットワークストレージサービス「Web-Luck」では、情報セキュリティと使いやすさに定評があり、パソコン操作に不慣れな方でも簡単に利用できます。
導入を検討している企業に向けて、無料トライアル期間を設けているので、ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか。
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