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街やカフェのフリーWi-Fi(ワイファイ)に潜む危険性!知っておきたいリスクと対策の方法
2021.01.18
新型コロナウイルスの影響で多くの企業がテレワークを導入し、カフェやコワーキングスペースなどで仕事をする人が増えています。
そんなときに便利なのが、無料で使えるフリーWi-Fiです。
しかし、誰でも利用できるがゆえに、悪意ある第三者による不正アクセスの原因にもなります。
今回は、フリーWi-Fi利用における危険性とその対策についてご紹介します。
フリーWi-Fi(ワイファイ)に潜む危険性とは?
フリーWi-Fiとは、カフェや公共施設、駅、空港などで、誰でも無料で利用できるWi-Fiのこと。無料Wi-Fiスポット、公衆無線LAN、フリースポットとも呼ばれています。
カフェで仕事しよう、待ち時間にYouTubeを見よう。そんなときも無料で利用できて便利です。
しかし、フリーWi-Fiの利用にはリスクがあることをご存知でしょうか。
フリーWi-Fiを利用する場合、悪意あるアクセスポイントではないか、暗号化されているか、確認する必要があります。
悪意あるアクセスポイントとは、悪意ある第三者が本物そっくりに作った偽物のアクセスポイントのことです。
悪意あるアクセスポイントに接続したり、暗号化されていない通信を利用したりすると、ウイルス感染や盗聴・のぞき見、乗っ取りなどの被害を被る危険性があります。
また、GPS機能による位置情報を取得されてストーキングや空き巣に入られたり、クレジットカードやネットバンキングの情報を盗まれて不正使用・不正送金されたりするかもしれません。
テレワークでカフェで仕事をしていて、重要な情報を窃取される可能性もあります。
無料で便利ですが、フリーWi-Fiにはリスクもあるのです。
不正アクセスの危険性を回避する対策
不正アクセスを防ぐには契約したWi-Fiを利用することが望ましいです。
もしどうしてもフリーWi-Fiを利用するのであれば、リスク低減のため、3つのポイントに気をつけましょう。
・暗号化されているフリーWi-Fiを利用する
・自動ではなく、手動でWi-Fiに接続する
・VPNを導入する
利用しようとするフリーWi-Fiが暗号化されているのか、確認するのは簡単です。
Wi-Fiのアクセスポイント一覧を見ると、暗号化されているものには鍵(錠前)のマークが付いていたり、「セキュリティ保護あり」と書かれていたりします。
Wi-Fiへの接続は、毎回手動で行います。
一度利用したWi-Fiへの自動接続は、手間がはぶけて便利です。しかし、同じ名称の悪意あるアクセスポイントに接続してしまう危険性があります。
面倒ですが自動接続はやめ、アクセスポイントの名称や暗号化を確認してから接続するようにしましょう。
すべての接続する通信を暗号化するVPNの導入も有効です。
VPNとは仮想プライベートネットワークのこと。アプリやソフトなどが作る専用回線を利用し、通信そのものを暗号化できます。
しかし、暗号化されたWi-Fiでも脆弱性が報告されています。また、悪意あるアクセスポイントが名称もパスワードも正規のものと同じであれば、真偽を見分けることは困難です。VPNも偽物が存在しています。
フリーWi-Fiは対策を講じても、危険性をゼロにすることはできません。
テレワークを導入した企業は、リスクを回避するためにセキュリティ対策を行いましょう。また従業員へのセキュリティ・情報リテラシーに関する教育も必要です。
多拠点間でも強固なセキュリティを
テレワークとなり、カフェで仕事をしようと会社のパソコンをフリーWi-Fiに接続する。自動で接続したフリーWi-Fiは、実は悪意あるアクセスポイントで、情報を抜き取られてしまう。
まるで映画のようですが、現実となる可能性があります。
不正アクセスは、発見までに約380日かかると言われています。手遅れとならないためにも、セキュリティ対策は必須です。
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お試しいただいた上で、テレワークにおけるセキュリティ対策として導入をご検討ください。
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