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cookie(クッキー)とは?インターネット上に潜む危険性を知ろう
2021.08.09
インターネットで調べ物をしていると〝続行するにはcookieを有効にしてください〟や〝このWebサイトはcookieを活用しています〟などの文章が表示される場合があります。
cookieはWebサイト閲覧をするために必要なものではありますが、なかには情報漏えいなどのリスクにつながる場合もあるので、正しい知識を以て対処することが大切です。
そこでこの記事では、Webサイトを閲覧中によく表示されるcookieの特徴やリスクについて説明し、有効なセキュリティ対策について提案します。
cookieを有効にしてもいいのか不安・疑問に思っている方は、ぜひご一読ください。
Cookie(クッキー)とは?
cookieとは、ユーザーのデータを一時保存しておくためのもので、情報にはサイトの訪問日時や検索情報、サイト内での行動などを意味するのです。
たとえばコンピュータを新調しようと思い、通販サイトでさまざまなコンピュータを検索・比較していたとします。
その後、違うサイトで調べ物をしていたり、ニュースを閲覧していたりするときに、PCメーカーや販売店の広告が表示された経験がある人も多いと思います。
この広告表示にもcookieが関与しています。
本来cookieとは、ユーザーがインターネットを便利に使うために使用されているもので、cookieを制限すると、ページがうまく表示されなかったり、ブラウザを消す度に商品閲覧履歴やカート内の商品などが消えてしまったりします。
Cookieには危険性が潜んでいる?
cookie自体には、ウィルスや改ざんされたプログラムなどを送りつける機能はありません。
しかしユーザーが気をつけるべき危険性は潜んでいます。
cookieを使用する際に気をつけたいことは、悪意のある第三者によってcookieが傍受されたり改ざん、偽造されたりする危険性です。
ユーザーの閲覧情報は、多くの場合で個人情報を内包します。
それらの情報が含まれるcookieが傍受されると、最悪の場合、個人情報が流出したり、乗っ取られてしまったりするリスクがあります。
万が一情報が流出してしまった場合、ユーザーはすぐに気がつけません。
不正利用されたり、アカウントにおかしな変化が出たりしたときに初めて認知できるのです。
過去には実際に、偽造されたcookieが原因で、米Yahoo!の登録アカウント情報が十億単位で流失してしまったケースがあります。
cookieの危険性を回避するためには、セキュリティで保護されているブラウザの使用や、ブラウザのcookie無効機能を活用するなどの対策法があります。
多くの方が利用しているGoogle chromeにも、cookieからユーザーや情報を守る機能が搭載されているので、一度設定画面から確認してみましょう。
Cookie以外でもセキュリティ対策を
この記事では、cookie自体は危険なものではなく、ウィルスや不正プログラムを送信する機能も持っていないこと、cookieを第三者に傍受されたり偽造されたりすると危険であることを紹介しました。
cookieはGoogle chromeやFirefoxなどの各ブラウザで無効にできるので、情報収集をされたくない場合は、一度確認してみるとよいでしょう。
また現代では、cookieの傍受や偽造に限らず、さまざまな手口を用いて第三者のパソコンやスマホに不正アクセスし、情報を盗み、流出させる事件が増えています。
スマホやパソコンは、仕事でも私生活でも使用する機会が多い必要不可欠な機器なので、今一度セキュリティ対策の確認を行いましょう。
情報を整理整頓しながら安全に管理するためには、クラウド型ストレージサービス『Web-Luck』の導入がおすすめです。
『Web-Luck』はコンピュータにソフトウェアをインストールすることなく利用できるストレージサービスで、利用を許可したユーザーのみが、Windows、mac、iOS、Androidなどの種類を問わず、使用可能です。
情報は常に高いセキュリティレベルで守られているため、自社サーバーを用いる以上に、傍受や不正アクセスの心配を減らせます。
「Web-Luck」には、無料のトライアル期間があります。ぜひ実際に利用し、その操作性や安心感を確かめた上で、導入をご検討ください。
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