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リモートワークをより快適に。インターネット回線が遅い原因を解決する方法
2021.10.31
リモートワークによる作業で社内LANやインターネットを利用する際の一般的な構成として、リモートアクセスでオフィスのネットワークに接続し、そこからインターネットに接続するといった形が挙げられます。
ただ、こうした構成でネットワークに接続しているときに、インターネットが遅いと感じるケースが少なくありません。その理由はいくつか考えられますが、特にインターネットだけが遅い場合は、社内LANに接続されているインターネット回線がボトルネックになっている可能性が考えられます。そこで本記事では、業務を快適に進められるよう、リモート環境におけるインターネット渋滞対策をご紹介します。
リモートワークで起きるネット渋滞とは?
リモートワーク中にインターネット上のWebサイトにアクセスしたり、あるいはクラウドサービスを利用しているとき、「レスポンスが遅い」、「接続が切れる」といったトラブルが発生することがあります。リモートアクセスを受けるVPN装置のキャパシティオーバーなど、その原因が発生する理由はいくつかありますが、その1つとして考えられるのがインターネット回線の帯域不足です。
特に現在では、Microsoft 365やGoogle Workspaceといったクラウドサービスを利用するケースが増えているため、リモートアクセスで接続している各従業員がこれらを日常的に利用すれば、インターネット回線はつねに大量のトラフィックで占められています。またインターネット上で提供されるWeb会議システムを利用する機会も増えていることから、さらにトラフィックは増大していると言えるでしょう。
Windowsのアップデートによる改善
もう1つ、インターネット回線に影響を与えていると考えられるのがWindows 10のアップデート方法です。Windows 10では、バージョン1607、1703、1709、1803において差分更新プログラムであるデルタアップデートが提供されていましたが、2019年4月9日を最後にその提供が終了されることになりました。これにより毎月のWindows 10のアップデート時にダウンロードするファイル容量が大きくなり、これがインターネット回線に負荷を与えている可能性があります。
このように大量のトラフィックでインターネット回線が流れ込むと、ダウンロード速度の低下やレスポンスの悪化につながります。そこまで大きくない二車線道路に、四車線でもさばけないクルマ(トラフィック)が殺到している状態をイメージすればわかりやすいかもしれません。
その他には、大型連休明けにPCを立ち上げたとき、ネットワークが遅く感じることもあるでしょう。この原因の1つもWindows Updateです。数百〜数千のPCがいっせいに連休中に配信されたWindows Updateのファイルをダウンロードすることで大量のトラフィックが発生し、ネットワーク全体の通信速度が低下してしまうのです。
また、ただでさえネットが遅く、PCが使えない状況に追い打ちをかけるのが、読み込みが終わらない大量の迷惑メール。始業が遅くなるだけではなく、迷惑メールに埋もれた重要なメールを見逃してしまう、うっかりクリックしたばかりにウイルスに感染してしまう最悪の事態も起こりえます。
不特定多数の利用者が共用するインターネットは、たとえ大容量の「1Gbpsメニュー」だったとしても帯域が保証されるわけではありません(あくまで理論上の最大値が1Gbpとなっているだけです)。それならば、できる限り混雑しにくい設備構成となっているサービスを選ぶのがセオリーになります。
インターネットを快適に利用することができれば、リモートワークでの作業も快適に進められるようになり、業務効率の向上にもつながります。また、こうした環境の整備は働き方改革を推進する上でも有効でしょう。
セキュリティシステム導入の検討へ
今回は、多くの企業でリモートワークが推進されるようになったものの、快適なネット環境が整っていない方に向けて、快適に仕事ができる方法をご紹介しました。
その他にも、リモートワークではセキュリティ対策を徹底する必要があります。近年、第三者からの不正アクセスが増加し、情報漏洩の被害を受けている企業も多くいらっしゃいます。
顧客情報や大切な情報を抱えている企業様は、今一度セキュリティ面を見直してみるのはいかがでしょうか?
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