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“内部の情報漏洩”に気づけていますか?クラウドストレージの見直しをすべき理由とは
2020.12.16
社会全体のデジタル化が進んだことにより、従来とは比べものにならない量の顧客データを抱えるようになりました。
企業の商品・サービスの開発に関する機密情報もインターネット上で保管するようになり、情報の管理は日に日に重要性を増しています。
大手企業はセキュリティ対策の見直しや改善への取り組みがよく見受けられます。一方、中小企業や零細企業は「うちの規模感であれば、セキュリティの対策は気をつけなくても大丈夫」というところが少なくありません。
今回は、情報漏洩の脅威やリスクについて紹介しながら、クラウドサービスのセキュリティ対策で押さえておくべきポイントについて解説していきます。
情報漏洩は規模に関係なく起こりうる
アクセス権限や離職前のアカウントを悪用して、情報をUSBメモリやメール等によって持ち出したり、不正使用したりする事件が発生しています。
2018年に、従業員が賃金データ等の社員情報を他団体に送るという事件が起こりました。業務用パソコンを分解してハードディスクを抜き取り、データを私用パソコンに転送するという手口です。
同年の別な事件では、元アルバイト従業員が勤務中に顧客のクレジットカード情報を窃取し、ネット通販で不正利用しました。
他にも、従業員の不注意や、組織の管理体制の不備によって意図せず情報が漏洩してしまうケースもあります。
同じく2018年、ガス会社作業員が421世帯分の顧客情報を記録した端末と制服を紛失するという事案も起こっています。
ほとんどの企業では、内部の情報が漏洩していることに気づきません。事態が深刻になってから気付く傾向にあります。また、企業情報のリーク(漏れ)は会社の規模によるものではなく、無作為(むさくい)に起こります。
外部に流出させたくない情報は厳重に管理することが重要なのです。
(独立行政法人情報処理推進機構 (IPA)セキュリティセンター「情報セキュリティ10大脅威 2019」を基に作成)
クラウドストレージサービスで押さえておくべきポイントとは?
クラウドストレージサービスは、一般的にセキュリテイの高いサービスです。
クラウドストレージサービスはインターネットを介して利用するので、途中で第三者に盗聴されたり、改ざんされたりする危険性と隣り合わせです。
そのため、データを暗号化しています。さらにファイルを転送する際、パスワードを設定して制限をかけられるとより安全です。
情報の閲覧に制限がないと、誰でもファイルのコピーやダウンロードができてしまいます。退職する従業員がデータを持ち帰ってしまう危険性もあります。
誰がいつログインしたのか、誰がどのファイルをダウンロードしたのか、転送したのか、ログ(記録)が保存されているので、万が一の場合にも安心です。
情報の漏洩だけでなく、消失の危険もあります。
どれだけ気をつけている企業でも、データの紛失・消失を完全に防ぐことはできません。バックアップの撮り忘れも起こりがちです。
毎日、外部HDDにバックアップをとるサービスがあると復旧が楽に行なえます。
現在、クラウドストレージサービスを提供している事業者は大小問わず、たくさんいます。コストだけで選びがちですが、セキュリティや内容を確認した上で選びましょう。
クラウド情報の漏洩を防ぐために
企業の規模に関係なく、情報漏洩は起こる可能性があります。
内部不正であれ、不注意であれ、内部からの情報漏洩は企業の社会的信用の失墜や損害賠償による経済的損失となります。
管理がしっかりしているクラウドストレージサービスを利用すると、データの暗号化やログの保存、多重バックアップで大切な情報を守ることができます。
クラウドストレージを使いたいけれど専用ソフトのインストールや設定は難しそう、と迷っている方は、クラウド型ネットワークストレージサービス「Web-Luck」を試してみてはいかがでしょうか。専用ソフトではなく、ブラウザだけで操作できるので導入しやすいです。
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