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不正アクセスの原因を知れば改善できる?被害の事例が読み解く対策方法を紹介
2021.09.13
近年、誰もインターネットを利用できるようになり、それに伴い不正アクセスの被害件数も増加しています。
不正アクセスは、セキュリティ対策不足や情報の扱い方についての知識不足などが理由で起こり得るのです。
そこで本記事では、不正アクセスの原因のほか、不正アクセスから身を守る方法、実際に被害を受けてしまった後に取るべき行動について解説します。
不正アクセスされる原因とは?
総務省の調査によると、不正アクセスの件数は、近年留まるところを知りません。
実際にインターネットの利用者が著しく増加している平成26年から現在にかけては、不正アクセスの検挙件数は1.5倍に増加しています。
不正アクセスをする人は、企業や個人が持つ個人情報や機密情報を狙っているのです。
多くの顧客データを持つ企業を狙い、運よく個人情報を得られると、犯人はその情報を売買し、多額の報酬を受け取ることができます。
パソコンやソフトウェア自体のセキュリティは飛躍的に向上しているものの、「インターネットについて詳しくない人」が増えているのが要因ともいえます。
このような理由から、不正アクセスは今後も減らず、被害や犯罪者は増えるばかりだと考えられます。
不正アクセスから身を守る方法
不正アクセスを未然に防ぐため、一番にやるべきことは、「パスワードの定期的な変更」です。
IPA(情報処理推進機構)によると、コンピューターやサーバー、ソフトウェア、アプリケーションなどで使用する各パスワードは、最低6文字、通常8字以上の文字列が望ましいとされています。
また、誕生日や連想しやすい文字列(1111や123456など)は避け、意味をなさない完全なランダム数字と英字、記号を混ぜることが重要です。
具体的な例を挙げると「2587luck5442」などの文字列では不完全で、「kf!Om7?pH9ylY」などの形が理想的だと言えるでしょう。
ただし場合によって、メモしなければ覚えられないようなパスワードは「不完全」とされるケースもあります。
そのため使用する媒体に合わせ、適切だと考えられる文字列を考えましょう。
不正アクセスされてしまったら
不正アクセスされてしまった場合は、再度パスワードを変更した上で、不正アクセスの原因を追究する必要があります。
不正アクセスされたサイトの管理者や運営者、セキュリティ対策委員会へ報告の上で、流出した情報の内容を確認後、顧客へ被害の説明をする必要もあります。
また、システムが破損してしまった場合は、前回のバックアップポインまで復元するなどし、再度不正アクセスされないために、セキュリティ対策を強化しましょう。
ならびに「不正アクセス対策ツール」などを用い、サイバー攻撃を「見える化」したり、アクセスログを保存したりすることも、対策のひとつとして有効です。
ひとたび不正アクセスをされてしまうと、原因究明や顧客への説明や対策強化などが必要になり、多大なコストがかかります。
実際に、情報漏洩による年間平均被害額は1億4800万円とも言われています。
これらの被害は普段のセキュリティ対策で未然に防止できるので、パスワードやバージョンは常に確認・更新するよう心がけましょう。
バックアップだけでは不十分?
サイバー犯が不正アクセスをする理由は「商売として儲かるから」で、今後も被害件数がゼロになることはないでしょう。
そのため多くの個人情報や機密情報を持つ企業は、常にセキュリティを強化し、不正アクセスを防止する必要があります。
なお、不正アクセスの防止は、パスワードの管理やデータのバックアップだけでは不完全です。
情報をより一層強固に管理するためには、24時間体制のアクセス監視や、突破されにくいパスワード設定、脆弱性を放置しないシステムが必要です。
バックアップ機能や24時間のアクセス監視体制、脆弱性を放置しない強固なシステムのもとでデータを守りたい場合は、オンラインクラウド型ストレージサービス「Web-Luck」の利用がオススメです。
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